水上 将人 x 大野 亜希 モチベーションエンジニアリングを世界に水上 将人 x 大野 亜希 モチベーションエンジニアリングを世界に

Profile

[メンバー]水上 将人(2016年入社)

1年目 リンクグローバルソリューション
海外採用 エンジニア
2年目 リンクグローバルソリューション
海外採用・研修 エンジニア
現在

[マネジャー]大野 亜希(2009年入社)

1年目 中小ベンチャー企業向けコンサルティング 営業開発
2年目 中小ベンチャー企業向けコンサルティング エンジニア
7年目 中小ベンチャー企業向けコンサルティング 商品開発
中小ベンチャー企業向けコンサルティング エンジニア
リーダー
8年目 リンクグローバルソリューション
企画室
リンクグローバルソリューション
コンサルタント
10年目 リンクグローバルソリューション エンジニア
マネジャー
11年目 リンクグローバルソリューション エンジニア
マネジャー
現在

労働市場はボーダレスに
世界中で繋がっている

水上:私は主に、日本企業の海外採用の支援を行っています。日本企業の事業がグローバル化していく中で、海外の大学を卒業した学生を採用することが増えてきました。海外の学生は、新卒として日本企業に入社をし、海外の拠点や日本で活躍をしています。

日本企業の多くが、海外市場への事業展開に挑んでいます。そんな中、組織をどう創っていくかという点において、私たちがサポートをしています。日本を代表する小売事業を営む企業では、海外の店舗数が日本を上回りました。担当として私が採用に携わった海外国籍の人材は、今はドイツの旗艦店の店長として大活躍しています。労働市場はボーダレスに世界中で繋がっています。その中で、日本で磨かれたエントリーマネジメントのノウハウは、海外の人材を採用する上でも、相互理解を促しエンゲージメントを高める手法として大きな成果を生んでいます。

日本企業の世界中の拠点で
組織開発を行う

大野:私は主に、日本企業の海外拠点をふくむグローバル組織の組織開発コンサルティングを行っています。例えば、日本を代表するメーカーでは、中期経営計画に基づき、日本本社を含む各拠点で働く10数万人の従業員が、顧客満足をより強く意識するための施策を設計し、実行支援をしています。グローバルでクロスファンクショナルチームを組み、日本のヘッドクオーターで浸透に向けた議論が行われます。その場の設計や、その後各国で行われる共有会に、クライアントの役員陣とともに出席しています。

また、ある物流大手企業では約100年 大切にしてきた企業理念を全世界の拠点に伝えるために、日本語の企業理念を各国の言葉に翻訳し、各国でアンバサダーを教育して、現場への伝導を行っています。日本語をそのまま翻訳するのではなく、言葉に込められた意味を各国の言語で解釈をして言葉にしていきます。直訳では100年かけても伝わりきらなかった大切な思いが、言葉を創ることやアンバサダーによる丁寧なコミュニケーションの実践によって、世界各国の従業員の方々に伝わっていきます。

日本生まれのモチベーション
エンジニアリングが世界の組織を変えていく

水上:私は日本発のリンクアンドモチベーションが、グローバルな組織開発に貢献していることに意義と意味を感じます。日本は世界でも有数のハイコンテクストなコミュニケーションを行う国だと言われています。言葉そのものではなく、文脈や背景を理解し合いながら高いレベルでの意思疎通を図れる。また、海外の文化を含めて、多様なものを受け入れる土壌があります。関係性を大切にする日本生まれのモチベーションエンジニアリングが、世界の人と組織を繋ぐ技術として世界でも活かされています。

大野:そうですね。リンクアンドモチベーションは「モチベーション」というキーワードが注目されがちですが、「コミュニケーション」についての研究を重ねてきた会社だと思います。グローバルという領域のコミュニケーションというと、「言語」が最も大切だと捉えられがちですが、言語はあくまで手段であって、誰に何をどのように誰がいつどこでどのように伝えていくか、というコミュニケーションを深く考えることが、仕事において最も大切なことだと思います。

LMGはコミュニケーションを
科学する会社

水上:実際、海外に行くことが多いですし、仕事も英語など他言語を使うことも多いですが、私たちが期待されていることは「コミュニケーション」についての科学であり、知見であり、実行支援ですね。そういう意味では、大野さんから「グローバルにひるまない」というアドバイスを頂いたことがあります。私たちが提供する価値の根本には、組織のコミュニケーションを活性化させ洗練させていくことがあり、その技術はリンクアンドモチベーショングループに確かにある、というメッセージだと受け止めています。

大野:そんなこと言ったかな(笑)。そうですね。同時に「グローバルを甘くみない」ことも大切です。その国、その場所、その人達に何かを伝えるためには、どんな言葉でどんな場をつくるべきか、を考え抜くことが大切です。世界中の多様な価値観や組織文化に触れながら、私たちの 技術を駆使して組織を変えていく。本当にやりがいのある仕事だと思います。