企業経営において大切なことは何か私の言葉で語れるモチベーションエンジニアに

日野 美里 組織開発本部Venture 神戸大学国際文化学部卒 2015.4 Joined

CHAPTER 01 高校3年生の時に
経験した最高のチーム

高校3年生の時、私は最高の体験をしました。私の通っていた中高一貫の学校では、毎年の文化祭でクラス毎にミュージカルを演じていました。最終学年である高校3年生は、6年間の集大成として一層本気で挑むという伝統がありました。中学1年生でそのミュージカルを初めて観た時、私はその迫力と美しさに言葉を失いました。高校3年生になった私は、主役に立候補しリーダーとしてミュージカルの準備に挑みました。普段は仲のいい友達と喧嘩をしながらも、本気でぶつかり合って、ともに創り上げた舞台。結果は最優秀賞。万雷の拍手を浴びながら、私たちは涙ながらに抱き合いました。一つの目標に向かって、全員が力を合わせる。自分という枠組みを越えて、チームとして一つに繋がる感覚。あの最高のチーム、あの時の本気が、今も私の基準になっています。

CHAPTER 02 体感した
モチベーションエンジニアリングの
凄み

大学に進学して半年間。新しい環境での日々は楽しかったのですが、少しもの足りなさを感じていました。高校時代の濃く熱い時間に比べて、知らない間に流れていく時間。もっと心を突き動かす何かに出会いたい、と思った私はフィリピンの孤島へと旅に出て、そこで出会った友人と一緒に、日本で学生団体の運営に携わるようになりました。学生が何かに本気になれるきっかけを創る。社会人との対話の場や合宿の企画など、学生が濃い時間を過ごすための場づくりに没頭しました。3年生の夏から、8つのインターンシップに参加しました。そこで出会ったのがリンクアンドモチベーションです。屋外型のインターンシップで、チームビルディングを学ぶプログラム。初めて出会った同年代の大学生とともに数々の課題に挑戦していく中で、本気でぶつかり合う。たった4日間のプログラム終了時には私たちは最高のチームになっていました。高校時代に感じたあの感覚。それが短期間に凝縮されて創り出されたことへの衝撃。自分自身が学生団体で人の気持ちやチームの雰囲気を動かすことに試行錯誤していたからこそ、改めてモチベーションエンジニアリングという技術の凄みを感じました。他にも色々な企業で、事業立案系のインターンシップや営業同行できるインターンシップなど、たくさんの経験をしたおかげで、私は自分が本気で挑みたいこと、一緒に挑みたい仲間を見つけることができました。

CHAPTER 03 経営の当事者としての
経験を積む
モチベーションエンジニア

入社してからは広報を担当し、その後、中小ベンチャー企業を担当するコンサルタントとして仕事をしています。企業経営者の方に対してコンサルティングサービスを提供することに、私自身が力不足を感じる日々です。経営者のパートナーになるためには、私自身がリンクアンドモチベーションの中で、事業推進の主体者として、更には経営者としての経験を積んでいかなければいけないと、強く感じています。経営者の方と話せば話すほど、経営の難しさや苦しさを知り、そう簡単には組織は変わらないことを知ります。私はその痛みが分かる人になりたい。私は机上の空論を語るコンサルタントにはなりたくない。経営者とともに、一緒に汗をかいて、確かに組織を変えるモチベーションエンジニアになりたい。リンクアンドモチベーションは、自らがモチベーションエンジニアリングを実践し、組織拡大の壁を乗り越え、成長してきた企業です。その当事者の一人として、私は経営とモチベーションエンジニアリングを学び続けたい。企業経営において、本当に大切なことは何なのか。戦略も事業も大切だけれど、やっぱり何よりも人と組織が大切だと、自分の言葉で語れるモチベーションエンジニアに、私はなりたい。