育成
考え方
アイカンパニーを育む
人材力・エンゲージメントを高めるための大切な要素の一つが「自立的な人材の育成」です。当社グループでは、「アイカンパニー(自分株式会社)」の経営者としての考え方を大切にしています。自分株式会社の経営者という立場で、顧客・パートナー・競合という視点で考えてみると、周囲からの期待や自社の強み・課題が見えてくるように、自分の現状を的確に捉えることが、自立的・主体的なキャリア形成につながると考えています。
だからこそ、当社グループでは、社員ひとりひとりがアイカンパニーを育む機会を豊富に提供しています。人材育成機関である「LMカレッジ」によって、社会人に求められるスキル全般について、周囲からの期待を踏まえながら能力を鍛える機会を提供するとともに、2021年からは次世代経営者育成プログラムも開始。会社として成長を加速させるタイミングだからこそ、会社の拡大成長を支える人材の輩出に注力しています。
目的
当社グループが求める能力を育み、
理念への共感度合いを高める
施策
狙い
時代に合わせて社員のITスキルを底上げし、人材力を向上させることで生産性を高める
効果
2024年のDXスコアは131.2と、前年から向上した
Pick up Data
DXスコアとは?
「DX Survey Basic」の結果指標のことで、200点満点で評価。セキュリティを含むデジタル技術の知識レベル、Officeを中心としたIT操作スキルレベルを測定することで、各人の課題を明確化しています。
診断:DX Survey Basic
IT知識・IT操作について、実践形式で年1回スキルを診断。
変革:ITスキル研修
診断の結果に応じてスキル向上研修を受講。
対象レベル | 研修 |
---|---|
プロフェッショナル | Excel応用、PowerPoint応用、Python、AI、RPA、GAS、HTML・CSS、SEO対策 など |
アドバンス | |
ベーシック | Excel基礎、PowerPoint基礎、タイピング基礎 など |
変革:ChatGPT研修
生成AI(ChatGPT)の活用による生産性の向上をテーマに、全社員向けに研修を実施。
参加者のコメント
狙い
商品・労働・資本市場適応を目指し、広い視野で企業成長を考える経営人材を育成
効果
役員候補準備度は116.0%と、高い水準を維持している

Pick up Data
経営人材準備数(2024年12月時点)
役員候補者数:
候補者29名・現就任者25名(準備度116.0%)
カンパニー長候補者数:
候補者99名・現就任者52名(準備度190.4%)
候補者内訳
1年以内:5名 1~3年:25名 4~5年:69名
サーベイフィードバック研修
選抜型の経営人材育成プログラム「TOP GUN SELECTION」のコンテンツの一つ。参加者全員が代表取締役会長の小笹と、リンクアンドモチベーショングループの未来や自分自身のキャリアについて話し合う場です。この研修を通じて、課題設定や目標設定を行います。
参加者のコメント
「会長や他のメンバーからアドバイスをいただき、グループへの価値発揮をあらためて考える素晴らしい機会になりました」
「会長と直接問題やその改善について対話したことで、現在地や今後を適切に認識できました」
提案大会
選抜型の経営人材育成プログラム「TOP GUN SELECTION」のコンテンツの一つ。当社グループの中長期計画の提案など、テーマ別プレゼンテーションを行い、フィードバックを受けます。
参加者のコメント
「過去数年間の決算や株価からこれまでの取り組みの定量インパクトがわかったことで、自社について理解が深まりました」
「中長期の計画を立てるために、視野を広げて、世の中のトレンドや他社について知る必要があると感じました」
「これをきっかけに何をするかが重要であり、目標を持って挑んでいきたいです」
狙い
社員がキャリアの方向性や意向を会社とすり合わせ、相互理解を促進
効果
「アイカンパニー※」経営計画書の提出率が96.7%と、前年から増加した
※自分という株式会社の経営者として、自分自身のキャリアを自立的・主体的に捉える当社グループ独自の考え方
i-Company Report
~「アイカンパニー経営計画」の意思表示~
社員ひとりひとりがアイカンパニーの経営計画書を作成し、会社に提出します。そして、会社の目指す方向性と個人のやりたいこと、双方のビジョンをつなげて成長の方向性を明確にし、時には異動などの機会を提供しています。
2024年は96.7%と、高い提出率を維持しています。


アイカンパニー経営計画書
・仕事におけるあなたの「Will」「Can」「Must」
・上記から導かれる「Mission(意義・意味)」
・Missionに向かう「3年後の自分(ありたい姿)」
・会社への諸情報共有(所属・面談希望、環境情報)
i-Company Challenge
~「アイカンパニー経営計画」の実現のチャンス~
アイカンパニー経営計画の実現のチャンスとして、新規事業の立ち上げや既存事業の変革、新制度などの提案機会があります。
2024年は110件の応募作品が経営ボードによって審査、年末のグループ総会で金・銀・銅各賞が発表され、実現へと進んでいきます。

2024年受賞作品
「官公庁・自治体への総合組織変革コンサルティング事業」
グループ総会にて、受賞作品の紹介と受賞者によるスピーチを実施

Pick up Data
i-Company Challengeがつくった変化
2021年 金賞受賞作品
「ドリームサポートプロジェクト」
小学生が自分に自信をつけることなどを目的に、オンラインで自分の夢について英語でスピーチを行う機会を提供。2024年は全国から500名以上の応募があり、予選を経て受賞者が決定しました
「指示の出し方で回答の精度が変わるなど、新しい気づきがありました」
「なんとなく敬遠していましたが、思っていたよりも簡単に使えました」
「業務での活用がイメージでき、業務効率化につながると感じました」