
サステナビリティへの考え方
当社グループのミッションは、「モチベーションエンジニアリングによって組織と個人に変革の機会を提供し意味のあふれる社会を実現する」というものです。持続可能な社会づくりへの貢献は、当社グループがミッション実現を目指していくうえでも必須のテーマであり、真摯に向き合い責任を持って取り組んでいくべき課題であると考えています。
当社グループにとってのサステナビリティとは、持続可能な社会を目指す中で生じるさまざまな社会課題を事業によって解決することであり、同時に、その事業の発展が当社グループの持続的な成長にも寄与するといった関係を構築することにあります。
サステナビリティの実現に向けては、当社グループとして変わらない経営の考え方である「LMGの経営方針3カ条」を全社員と共有するとともに、刻々と変化する社会の流れを見極めつつ、対応すべき課題に対応しています。
LMGの経営方針3カ条
第1条は「一点の曇りもない経営」です。当社グループでは、顧客、取引先、社員、株主など当社グループを取り巻くすべてのステークホルダーに対して、法令違反や不誠実が一切存在しない経営を目指しています。良好なガバナンスを実現し、社会的責任を果たすうえで最も大切な考え方として社内に深く浸透しています。
そして、「企業にとって人材が最大・最強の資本である」という考えのもと、第2条には「ひとりひとりが主役の経営」を掲げています。ビジネスのソフト化、サービス化に伴い、人的資本に備わるアイデア、モチベーション、ホスピタリティなどのソフト力が企業の命運を握る中、多様な人材のひとりひとりが共通のゴールを目指してモチベーション高く活躍できる組織であることが大事だと考えています。
そして、第3条は「運動神経の良い経営」です。企業を取り巻く環境変化のスピードが速まる中、継続的に社会課題解決に貢献していくためには、企業としての環境適応力はとても重要になってきています。マーケットや法令の変化に応じて迅速な経営判断を行い、変化を自ら創り出していく姿勢こそが企業の持続的な成長には不可欠だと考えています。
持続的な成長を支える根幹は「人」
昨今「人的資本経営」が注目を集めています。これは、当社グループが創業以来、世の中に発信し続けているメッセージ「社員のモチベーションをエンジンとする経営が時代を制する」という考え方とほぼ同義です。当社グループは、持続可能な社会の実現には、企業の持続的な成長が不可欠であり、その成長を支える根幹は「人」であると考えています。
当社グループはこれからも、日本における人的資本経営のリーディングカンパニーとして、自らの経営において言行一致で取り組むとともに、取り組み状況を積極的に開示していくことで、範を示していきたいと考えています。
持続可能な社会の実現に向けて、当社グループ自身の企業価値の向上と同時に、事業を通じた社会課題の解決にこれからも真摯に取り組んでまいります。