社内施策

「エンプロイーエンゲージメント」向上が
競争優位の源泉となる

企業経営において、企業は商品市場で選ばれることに加え、労働市場においても選ばれることが企業の競争優位の源泉となる時代です。
今、多くの企業では「働き方改革」によって、「長時間労働の是正」が進んでいます。しかし、単なる「長時間労働の是正」だけでは、競争力の低下を招きかねません。「働き方改革」の真の目的は、企業の「労働生産性の向上」です。この「労働生産性の向上」は、エンプロイーエンゲージメント(企業と従業員の相互理解・相思相愛度合い)の向上によって実現します。

エンプロイーエンゲージメントの高い状態とは、企業と従業員が「One for All ,All for One」、つまり「従業員の欲求充足」と「会社の成果極大化」が同時実現している状態です。リンクアンドモチベーショングループでは、創業以来、「エンプロイーエンゲージメント向上こそが企業の競争優位性の源泉となる」ことを体現すべく、「コミュニケーション」をはじめとして、さまざまなインフラや施策に投資しています。

①エンゲージメント経営のPDCAサイクル

方針

「エンプロイーエンゲージメント向上こそが企業の競争優位性の源泉となる」を基本とする「エンゲージメント経営」を実践するためには、エンゲージメント度合いを測る組織の「モノサシ」が必要です。
どんな投資・施策を行っても、モノサシがなければその成果を把握することができないからです。
リンクアンドモチベーショングループでは、エンゲージメント度合いを測る指標「エンゲージメントスコア(ES)」を開発しました。
ESをBSやPLなどの経営指標と同様のKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)におき、PDCAサイクルを運用していきます。


  • 組織改善のPDCAサイクルの導入

    半年に1度の組織・職場診断

    組織診断・改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」をグループ全社で導入しております。「モチベーションクラウド」は、組織状態のモノサシである「エンゲージメントスコア(ES)」の測定・把握から、改善に向けたアクションのサポートまですることができます。
    短い頻度でサーベイを実施している企業ほど、エンゲージメントスコアが高いことが明らかになっており、組織のPDCAサイクルを素早く回すことがエンゲージメントスコア向上のために重要だと推測されています。

    当社グループでは、各社・各組織が、AAA判定を維持し続けることを目標に、年2回(2月・8月)=半年に一度のサイクルで、組織状態を定量化・可視化し、アクションプランを設定し実行、進捗確認を繰り返す、Plan・Do・Check・Action(PDCA)サイクルを運用しています。

    ※モチベーションクラウドについて、詳細はこちらをご覧ください。
    http://www.motivation-cloud.com/

    • ご参考 : エンゲージメントスコア(ES)の判定基準
    エンゲージメントレーティング

②全社員との視界共有によるエネルギー創出

方針

米国の経営学者バーナードは、組織が成立・存続するには「共通の目的」「協働意思」「コミュニケーション」が必要だと述べています。
リンクアンドモチベーショングループでは、創業以来エンゲージメントを高めるインフラとなるのは、組織にとっての血流である「コミュニケーション」であり、そのコミュニケーションの前提として、「視界・世界観の共有」を重視しています。
「組織の変革」も「個人の成長」も視界一致(視界変更)によって生まれるエネルギーが、原動力となるからです。
そこで、リアル・バーチャルのさまざまなメディア・ツールを用いて、コミュニケーションの活性化と世界観の共有を目指しています。

  • 経営メッセージを社内外に伝えるオフィス

    「コミュニケーション」の活性において重要な位置付けとなるのがオフィスです。
    当社は社内メディアや全社総会に加え、オフィスにおいて、会社と従業員、法人・部署を越えたコミュニケーション促進に取り組んできました。
    2001年には「コミュニケーション」をコンセプトに設計したオフィスにおいて、日経ニューオフィス賞の「経済産業大臣賞」を受賞、2008年度には大阪の支社が「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞するなどしてきました。

    近年は2013年より、「統合拠点構想」を推進しています。主要7都市(北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)において、グループ各社が集うオフィスを設立してきました。
    2017年5月には、その集大成として、本社の東京統合拠点が完成しました。
    都内に点在していたグループ各社を、銀座エリア最大の商業施設GINZA SIXのオフィスワンフロア(約1,850坪)に集結しました。

    ポイントは二点です。
    一点目は、同一の世界観で表現された場で働くことで、組織全体の視界共有・一体感醸成を実現しています。
    二点目は、法人・部署間に壁や仕切りのないワンフロアのオープンな執務スペースによって、部署を越えたシナジーを創出させていることです。

    ※「LINK PORT GINZA」の詳細は「拠点案内」ページをご覧ください。
    http://www.lmi.ne.jp/companydata/office.html


  • 3ヵ月に一度のグループ総会

    「世の中の3ヵ月はLMグループの1年」という時間観を持ち、時間に区切りを入れることで、より濃い時間の過ごし方、スピーディーな事業展開の実現を目指しています。
    3ヵ月の集大成として、グループ全体の視界共有を目的として開催しているのが、「各社総会」「グループ総会」です。社員が一堂に会して、MVPの表彰、業績の振返りや旬のテーマ、今後の方針の共有などを行います。

  • LM-G テスト

    下記でご紹介する、「DNA BOOK」を出題範囲としたグループ一斉のテストです。「共通言語をつむぎ上げてコミュニケーションコストを下げる」「共通の思考フレームを持つ」「経営のメッセージを共有する」といった狙いを込めています。

  • 会社内外の情報を共有する社内コミュニケーションメディア

    「History BOOK」「DNA BOOK」
    「LMグループの変遷」「次世代に継承したい考え方」など、創業当初から大切に守り続けてきた当社の歴史、DNAを記した冊子です(創業者小笹による執筆)。
    共通言語を紡ぎあげて意味共有度合いを高めたり、共通の思考フレームを持つことを目指しています。

    「スタイルカード」
    LMグループのミッション、社員に求める考えや行動等をまとめた、携帯できるカードです。

    さまざまな定期発行メディア

    日刊
    「LM-G新聞」
    月刊
    「トップコメント」
    月刊
    「LM TIMES」
    期刊
    「LM JOURNAL」
    毎日17:00に社内イントラにUPされる新聞。即時性を重視し、LMグループ業績情報などを掲載。 月初に、タテの関係強化を目指し、代表小笹からイントラ上で発信される。全社で共有すべきトピックス、メッセージ等を配信。 毎月発行されるイントラ上の社内報。グループで問題意識が高まっているテーマに、幹部同士の対談などで切り込む。 クオーターの中月15日に発行される冊子のグループ報。深層理解・浸透を目的に、中長期の構想や、プロジェクトの背景などを共有。
    日刊「LM-G新聞」
    毎日17:00に社内イントラにUPされる新聞。即時性を重視し、LMグループ業績情報などを掲載。
    月刊「トップコメント」
    月初に、タテの関係強化を目指し、代表小笹からイントラ上で発信される。全社で共有すべきトピックス、メッセージ等を配信。
    月刊「LM TIMES」
    毎月発行されるイントラ上の社内報。グループで問題意識が高まっているテーマに、幹部同士の対談などで切り込む。
    季刊「LM JOURNAL」
    クオーターの中月15日に発行される冊子のグループ報。深層理解・浸透を目的に、中長期の構想や、プロジェクトの背景などを共有。

③従業員一人ひとりの成長機会の創出

方針

当社では、従業員一人ひとりが「i-Company(アイカンパニー:自分株式会社)」の経営者視点で、自分株式会社の成長戦略のプランニングと実行を重要視しています。そのため、年1回は「i-Companyブランディングシート」で長期的なキャリアプランを描き、半年に一度は当社商品の360度評価サーベイを実施し、課題抽出とアクションプランの設定を行い、更に3ヵ月に一度は人事評価を行う仕組みを運用し、長期・短期の成長機会を創り出しています。

  • 半年に一度の階層別個人診断サーベイの実施と研修

    社内大学「LMカレッジ」を設置し、「i-Company(アイカンパニー:自分株式会社)」の成長を促す研修や講座を多数設置しています。階層別個人診断サーベイの結果をもとに、課題についてアドバイススクランブル形式で話し合い、今後のアクションプランを設定する研修を半年に1回のペースで実施し、成長へのPDCAサイクルを高速回転させています。

  • LMカレッジの講座
    対象者限定 スタートアップ
    プログラム
    新卒新入社員に対して、提供する講座。社会人としてのベーシックな知識やスタンスを学ぶとともに、営業・制作・納品の各業務を体感する。
    新任管理職研修 マネジャーとしての役割やスキルを理解するとともに、メンバーマネジメントに必要な知識を習得。
    Terminal 管理職以上を対象とした、LMグループ論文コンテスト。「棚卸し機会の創出」「ナレッジ共有」「主体性の醸成」を目的としている。代表が審査し、優秀者には賞金授与、事業化へ繋がることもある。
    テーマや受賞論文は管理職のみならず全社員に公表され、会社の重要なテーマについて、会社と社員がコミュニケーションする機会となっている。
    全社員対象 サーベイ
    フィードバック研修
    組織サーベイ、個人サーベイ(半年に1回のペースで実施)の結果をもとに、課題についてアドバイススクランブル型で話し合い、今後のアクションプランを設定する研修。
    スキルアップ研修 クライアントに提供しているソリューションである「エデュテインメントプログラム」研修(セルフコントロール、ロジカルシンキング等)の受講。
    TOP GUN講座 基幹技術「モチベーションエンジニアリング」の深い理解と活用を目的とした研修。
    対象者限定
    スタートアッププログラム
    新卒新入社員に対して、提供する講座。社会人としてのベーシックな知識やスタンスを学ぶとともに、営業・制作・納品の各業務を体感する。
    新任管理職研修
    マネジャーとしての役割やスキルを理解するとともに、メンバーマネジメントに必要な知識を習得。
    Terminal
    管理職以上を対象とした、LMグループ論文コンテスト。「棚卸し機会の創出」「ナレッジ共有」「主体性の醸成」を目的としている。代表が審査し、優秀者には賞金授与、事業化へ繋がることもある。
    テーマや受賞論文は管理職のみならず全社員に公表され、会社の重要なテーマについて、理解を深める機会となっている
    全社員対象
    サーベイフィードバック研修
    組織サーベイ、個人サーベイ(半年に1回のペースで実施)の結果をもとに、課題についてアドバイススクランブル型で話し合い、今後のアクションプランを設定する研修。
    スキルアップ研修
    クライアントに提供しているソリューションである「エデュテインメントプログラム」研修(セルフコントロール、ロジカルシンキング等)の受講。
    TOP GUN講座
    基幹技術「モチベーションエンジニアリング」の深い理解と活用を目的とした研修。
  • 年に1回個人のキャリアプランを描く

    LMグループの全社員が、自分株式会社の経営企画書を提出する「i-Company ブランディング」制度を運用しています。 社員一人ひとりが自分自身の「キャリアの方向性」を描き、強み・課題を棚卸し、今後の行動に結びつけること、その意向や状況を会社と共有することを目的としています。

  • 社内留学制度

    異動をせずに、他の部署・役割の視点を獲得するために、一定期間、別の部署に「留学」する制度です。外から観察しているだけでは見えなかった仕事内容を理解したり、お互いの仕事の関連性に気づき、相手の立場や心情を理解するなど、新たな視点の獲得を目指しています。

  • 表彰制度

    3カ月に一度、全社総会の場で優れた社員やプロジェクトを表彰する制度です。パフォーマンス(業績)の高さはもちろんのこと、成長・変化の度合いや、周囲への影響等を総合的に判断し、ヒーロー・ヒロインとなる人物を選出しています。さらに、1年に一度、優れた法人やエントリーマネジャー(リクルーター)、新人を表彰しています。
    全社員の前で、評価理由やエピソードが温かい文章で書かれた賞状、トロフィーで称えてスピーチをもらったり、後日、経営陣との会食に招待したり、社内報にインタビューを掲載するなど、本人にも他の社員にも、さらなる成長の機会となっています。

    正式名称 略称 内容
    ベスト・モチベーション・プロジェクト BMP 高い成果を残したプロジェクトに与えられる
    モチベーション・クリエイター MC 高い成果を残したメンバーに与えられる
    モチベーション・マネジャー MM 高い成果を残したマネジャーに与えられる
    ルーキー・オブ・ザ・イヤー ROY 高い成果を残した新卒1~3年目の社員に与えられる
    エントリーマネジャー・オブ・ザ・イヤー EOY 当社の新卒採用において、応募者に対して大きな影響力を発揮し、成果を残したエントリーマネジャーに与えられる
    カンパニー・オブ・ザ・イヤー COY 1年間で高い成果を残した各法人・カンパニーに与えられる
    正式名称 略称 内容
    ベスト・モチベーション・プロジェクト BMP 高い成果を残したプロジェクトに与えられる
    モチベーション・クリエイター MC 高い成果を残したメンバーに与えられる
    モチベーション・マネジャー MM 高い成果を残したマネジャーに与えられる
    ルーキー・オブ・ザ・イヤー ROY 高い成果を残した新卒1~3年目の社員に与えられる
    エントリーマネジャー・オブ・ザ・イヤー EOY 当社の新卒採用において、応募者に対して大きな影響力を発揮し、成果を残したエントリーマネジャーに与えられる
    カンパニー・オブ・ザ・イヤー COY 1年間で高い成果を残した各法人・カンパニーに与えられる
  • 評価報酬制度

④ダイバーシティ推進

方針

リンクアンドモチベーショングループでは、事業の成長に伴い、組織的にも機能や階層を分化させて、年齢・性別・国籍・文化・指向・価値観などの違う多様な人材を迎え入れてきました。また、一時的・恒久的にかかわらず、活動内容・時間などに制約のある人材も増えています。

当社にとっては、ダイバーシティ推進の本質は、デモグラフィック(目に見える属性)的に多様な人材が所属していることではなく、多様な人材の多様なワークモチベーションを束ねて、「エンプロイーエンゲージメント」を向上させて競争優位の源泉とすることです。

人事制度は、さまざまなライフイベントを迎えるたびに、会社と自分のワークスタイルを握り直ししながら、キャリアプランをデザインし直していく考え方(ワークスタイルオプション)をベースにしています。その上で、年に一度の長期キャリアプランの設計(i-Companyブランディング制度)、半年に一度の360度サーベイ研修の実施、3ヵ月に一度の人事評価面談のサイクルをまわし続けています。同時に、女性限定でのキャリア研修や外部有識者の講演会や経営幹部との会食機会、女性部下を持つ管理職の研修など、女性が活躍しやすい環境づくりにも取り組んでおります。

  • 3ヵ月に一度のサーベイ実施と研修

    社内大学「LMカレッジ」の管轄の下、組織サーベイ年2回、個人サーベイ年2回を実施し、性別ごとの属性での分析を詳細に実施しています。組織サーベイにより、会社に求める点や満足している点の性差による差異を統計的に浮き彫りにして、制度の改定に利用する他、日々のマネジメント場面でのコミュニケーションにも参考としています。
    また、個人サーベイでは、都度サーベイフィードバック研修を実施して、個人一人ひとりの課題や目標を明らかにして日々の行動に活かしています。

  • 年1回に個人のキャリアプランを描く

    全社員が、i-Company(アイカンパニー:自分株式会社)ブランディングの経営企画書を提出する制度(i-Company ブランディング制度)を運用しています。 ライフイベントにより状況が変化することの多い女性社員についても、定期的に一人ひとりが自分自身の「キャリアの方向性」を描き、強み・課題を棚卸し、今後の行動に結びつけること、その意向や状況を会社と共有することで、目標に向かって努力し続けるサポートをしています。

  • ライフサポート制度

    従来より、「成果=パフォーマンス」による評価を行い、属性や家庭状況による処遇差のない当社ですが、個々人の働き方をサポートし、長期的に当社にコミットしやすい環境や、労働・知的生産性の向上が図れるように、男女が利用できる「ライフサポート制度」を運用しています。

    <施策例>
    ・企業内保育所を設けず、遠方在住や本社勤務以外の社員もサポートできるようにした「育児サポート制度」

  • ワークスタイルオプション

    年齢を経れば、i-Company(アイカンパニー:自分株式会社)は、結婚、出産、育児、介護等、様々なライフスタイルの変化や、健康状態の変化が起こります。当社では、旧来の右肩上がりのパフォーマンスを求めるのではなく、その変化に応じて、会社と個人の間で関係性の見直しや期待値の握り直し=リレーションチェンジを行うことで、i-Companyがより長いスパンで会社に貢献できる状態を創り出すことを目指しています。また、ワークスタイルオプション対象社員のみが引け目を感じることのないよう、全社員を対象として長時間労働の是正に取り組んでいます。

    勤務日数
    オプション
    LM カレンダ―通り 出社土曜日も含め、当社指定カレンダー通りで勤務する
    週4日 勤務する曜日を選択できる
    週3日 勤務する曜日を選択できる
    勤務時間
    オプション
    通常勤務 1ヶ月単位のフレックスタイム制
    時間限定勤務 所定時間1日8時間を標準とした1ヶ月単位のフレックスタイム制
    時短勤務 所定時間1日6時間を標準とした1ヶ月単位のフレックスタイム制
    勤務日数オプション
    LM カレンダ―通り
    出社土曜日も含め、当社指定カレンダー通りで勤務する
    週4日
    勤務する曜日を選択できる
    週3日
    勤務する曜日を選択できる
    勤務時間オプション
    通常勤務
    1ヶ月単位のフレックスタイム制
    時間限定勤務
    所定時間1日8時間を標準とした1ヶ月単位のフレックスタイム制
    時短勤務
    所定時間1日6時間を標準とした1ヶ月単位のフレックスタイム制

    ※勤務場所については、上司と相談の上で自宅等での業務対応も可能。