探す時間を価値創造の時間に
社内FAQシステム自社開発
当社グループでは生産性向上の取り組みの一環として、社内FAQシステムを完全内製で開発しました。本記事では、その背景と成果をご紹介します。
情報を探すムダをなくすために
各種マニュアルや人事関連の申請方法など、日々の業務に必要な情報を探す時間は、積み重なると全社的に大きなロスとなります。当社グループではこの時間を削減するため、社内FAQシステムの開発に着手しました。開発にあたって外注も検討しましたが、高コストかつ開発期間が長期化する可能性があったため、完全内製での開発を決定しました。
欲しい情報に最短でたどり着ける仕組みに
開発した社内FAQシステムは、内製のメリットを活かし、実際の業務シーンで頻出する質問や疑問を反映させ、社員のニーズに即した構成としました。さらに、検索ワードに基づき関連性の高い回答を自動で提示することで、社員が自立的に日々の問題や疑問を解決できる環境を整えました。こうした仕組みにより、社員視点での使いやすさと高い検索精度を両立させ、欲しい情報へ迅速にアクセスできるようになっています。
最小コストと期間で、生産性を最大化
このシステムの実装により、情報検索にかかる時間が削減され、年間3,000時間以上の業務効率化を実現しました。また、外注すればその費用は約3,000万円、開発期間は1年を要する規模の開発を、内製化によって最低限の費用で、わずか3か月という短期間で完了。最小のコストと期間で高い成果を上げました。
実際に使った社員からは上記のような声も聞かれ、社員の満足度も高く、価値創造に充てる時間が確実に増えています。当社グループはこれからも、さまざまな視点から業務効率化に挑戦し、社員一人ひとりの時間をより価値あるものへと変えてまいります。