想いが連鎖する
世界を求めて、
辿り着いた道。

グループデザイン本部 広報・秘書ユニット
一瀬 龍太朗
2010年入社 出身:東京工業大学大学院

ROOTS

「物質や数式」よりも、「感情や組織」が教えてくれたこと。

 自動車メーカーのエンジニアとして世界を股にかけて活躍する父の背中を見て育った私は、対抗意識のような憧れを抱きながら、理系の大学に進学しました。「自分もいつかは父のようになる」という一心で、勉強に励む毎日。しかし、入学当初の熱量は次第に冷めていきました。それは、勉強や研究よりも私の頭の中をいっぱいにさせるような経験をしたから。それが、バレーボール部と居酒屋という2つの組織におけるリーダー経験でした。私は、2年間バレーボール部の主将を務めましたが、それは苦労の連続でした。成果を出せない時期が続き、去っていくメンバーもいました。でも諦めずにメンバーに想いを伝え続け、濃密な時間を共有したことで組織は息を吹き返し、引退試合でリーグ優勝を経験できたことは、私の中に大きく何かを残しました。また、4年間続けた居酒屋でのアルバイト。「きっと自分はできるはず」。そう思って飛び込んだ店は、地元の超人気店で、毎日怒られてばかり。でも、周囲は想いの強い人たちばかりで、何もできなかった自分を辛抱強く指導し、期待してくれました。そんな想いに惚れ込み、気がつけば自分がアルバイトスタッフをまとめて育成する立場になりました。
 こうした経験から、「一人ひとりの感情と組織成果を同時追求することの難しさ」と「人から人への想いが、時にとてつもなく人を成長させ、感動するほどの結果が得られること」を学びました。大学院では、製造産業の資源循環システムの基礎研究を行い、海外でも研究成果を発表しましたが、「物質や数式」が私に教えてくれたことよりも、「感情や組織」が私に教えてくれたことのほうが、はるかに大きかったのです。私に多くの気付きを与えてくださった方々への恩返しがしたい。だから私は、先人たちが私に「想い」を注いでくれたように、今度は私が後世の人たちに「想い」を注ぐことで恩を返そうと決めました。私がやってきた研究は、確かに世の中の役に立ちます。でも、社会還元されるまでの時間が非常に長い。もっと早く、この自分の想いを社会に還元したい。そして、想いが連鎖する世界を創りたい。そんな夢を抱いたときに、リンクアンドモチベーションと出会いました。私が実現したい世界創りを事業としている会社は、ここしかなかった。だからこそ、私はこの道を選びました。

ACTION

「プロとしてやりたいなら、仕事と向き合え」。

 私は、グループデザイン本部内で経営企画の仕事に従事してきました。リンクアンドモチベーションの事業の柱は「モチベーションエンジニアリング」によって顧客企業の経営を支援するコンサルティングですが、私の仕事は、いわば自社グループに対する経営コンサルティング。グループ12社を束ねる経営陣が私のお客さまで、IR戦略、中期経営計画、M&A戦略といったテーマに取り組んできました。
 このほかにも、管理会計、財務会計、監査対応など、入社以来、さまざまな業務に携わってきました。初めの数年間は正直、どんな仕事でも「自分がいかに成果を出すか」という気持ちが先行し、ひとりで仕事を抱え込んだ結果、何もパフォーマンスが出せないこともありました。そんな私に上司は言いました。「おまえが向き合っているのは、できない自分であって、仕事じゃない。プロとしてやりたいなら、仕事と向き合え」。ハッとしました。仕事を通じてその先にいるクライアントに目を向けられなければ、人と人がつながる世界は創れない、そう気づかせてくれたのも、また人であったのです。やはり、感動や成長の陰には、いつも人の想いが交錯している。そのことを大切にする社会を創るために、まず自分が体現者となろう。そう決めた後は、M&A推進、中期経営計画、IRリーダーなど、大型プロジェクトに入ることが増えていきました。
 モチベーションや人の感情を大事だという企業はたくさんあります。しかし、そのこと自体を事業とする会社は他にありません。私は自分の使命を全うするためにも、私自身がこのグループを世界のリーディングカンパニーにすると決めています。だから、今日もプロジェクトミーティングに全力投球するのです。「人の想いが連鎖する世界」を求めて。

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