研究だけでは
この世界を一つも
変えられなかった
という原点。

企画室
大澤 陽樹
2009年入社 出身:東京大学大学院

ROOTS

賞賛を浴びても、世の中は何一つ変わらなかった。

 大学では、生物学を専攻。イギリス留学を経て、日本の大学院で修士を取得しました。大学院では緑と人間の共存など、まちづくりの研究を行い、実際に千葉県某市の都市計画に関与。学生の身でありながら市政に携わらせていただくことができました。また、大学院では首席をとり、さまざまな賞もいただきました。しかし現実の世界では何一つ変えることができなかった。関与した都市計画策定も、実行のためには土地の購入や地域住民の許諾が必要であり、計画は思い通りには進まなかったのです。どれだけ素晴らしい戦略を描いても、実行する人や組織が変わり、動かなければ、世の中は何一つ変わらない。そのことを痛感させられた僕には、もどかしさだけが残りました。
 就職活動では、外資系コンサルティングファーム、シンクタンク、総合商社など、これまでのバックグラウンドが活かせる道へと進むことも考え、いくつか内定もいただくことができました。しかし、そうした道に進んでも、また同じ後悔を繰り返すのではないか。世の中を変えるためには、戦略が実行されなければ意味がないんじゃなかったのか。そんな想いを募らせていた時に、リンクアンドモチベーションに出会いました。社会学や心理学をベースにした“理論・技術”があり、人と組織を変える“実行力”もある。その存在は僕の目にはユニークに映りました。領域的にはまったくの専門外。だけど、世の中に何もインパクトを残せないまま終わるのは嫌だった。僕は自分の専門かどうかよりも、未来を選び入社を決意したのです。

ACTION

世の中を変える日に近づいているという実感。

 入社後は、大手企業の組織変革を推進する事業部、ベンチャー企業の組織変革をワンストップで手がける事業部を経て、2015年から企画室へ。ここでは現在、3つのミッションを追いかけています。1つ目はリンクアンドモチベーショングループをさらなる成長へと導く経営管理業務。2つ目は、日本の組織をより良くするための事業・サービスを生み出す新規事業開発業務。3つ目は、可能性にあふれる企業への出資とパートナーシップを推進するインキュベーション業務。自社のこと、お客さまのこと、社会のこと、売上のこと、技術のこと、商品・サービスのこと――。3つのミッションはどれも、それぞれの視野を持ち、それぞれの角度から考え、解を求められる仕事です。本当にお客さまや社会に必要なことなのか。リンクアンドモチベーションでなければできないことなのか。未来が豊かになることなのか。自分・自社・自国の利益ばかり考えていてもビジョンは実現できないし、高い理想だけ描いても利益につながらなければ実現しないのです。
 実現に向けた課題を挙げれば、きりがありません。1つはモチベーションエンジニアリングという技術の進化を加速させたいということ。リンクアンドモチベーションには、これまで先人たちが蓄積してきた技術があります。しかし世の中が変化し続ける限り、この技術も磨き続けなければならない。ベンチャー企業からグローバルに展開する巨大企業まで、さまざまな企業のそれぞれのステージごとの課題と処方箋について、もっと細かく分解しながら考えていきたいと思っています。もう1つは、自分自身が経営者として経験を積むこと。リンクアンドモチベーションにはその機会が豊富にあり、同期には既にグループ会社の経営者として活躍するメンバーもいます。僕自身もモチベーションクラウドという新しい事業の立ち上げを任されていますが、グループの中期経営計画の柱の一つにもなるなど、大きな期待を感じています。
 学生時代、過去を捨て、選んだ未来がここにある。正直、まだまだ世の中は変えられていませんが、確実にその日は近づいてきています。






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