ENTRY
ジョブチェンジを経て、理念に基づいたプロダクト開発を

PEOPLE ジョブチェンジを経て
理念に基づいた
プロダクト開発を
梅原 穂高プロフィール

1213

梅原 穂高

梅原 穂高

プロダクトデザイン室 クロスセル推進ユニット
エンジニア

新卒で株式会社ジーニーへ入社し、2019年にリンクアンドモチベーションへPdMとして中途入社。新卒2年目にして新規プロダクトの立ち上げに携わった経験を活かし、エンジニアに転向する。現在は新規プロダクト開発チームのリーダーとして、生成AI機能の開発や新規プロダクトの立ち上げを担当。

ミッションへの強い共感

リンクアンドモチベーションに興味を持ったのは「良い会社の定義を変える」というミッションに共感したからです。企業の役割や価値が大きく変化する現代で、単に利益を追求するのではなく、従業員と組織の関係性である「エンゲージメント」を高めることの重要性を見つめ、啓蒙していく姿勢に惹かれました。入社前にお話する機会があった社員たちの誰もが、自分の仕事とミッションとのつながりや理念への共感を当たり前に口にすることも印象的でしたね。ここでなら理念に基づいたプロダクト開発ができるし、その事業には社会的な意義があると、素直に思えたのです。

入社してすぐ、看板商品だった「モチベーションクラウド」に続く新プロダクトを3つ立ち上げる役員直下のチームに参加。会議の調整や資料制作といったサポート業務からはじめ、半年間で企画や経理、社内外のパートナーとのすりあわせといったひととおりの仕事を経験して、最後はそのうちの一つのプロダクトでPdMも担当しました。会社を知る過程と並行してのプロダクト立ち上げは大変でしたが、事業の成り立ちや今後の展望などを徹底的に考え抜く機会を早々に得たことで、結果的には良いオンボーディングになったとも思います。

ミッションへの強い共感
未経験からエンジニアへ。相手に期待をかける風土が力になった

未経験からエンジニアへ。相手に期待をかける風土が力になった

入社1年ほど経ったころ、担当していたプロダクトが方針転換したこともあり、以前から興味のあったエンジニアに転向することを決めました。プロジェクト全体をリードしていくPdMの仕事にもやりがいはありましたが、もっと細かなアウトプットを重ね、日々の試行錯誤を経験したいと感じていたからです。プログラミングやロジックの構築といった作業自体も好きでした。

未経験からのジョブチェンジでしたが、社内にはそうしたキャリアの転換を選ぶ人も多く、挑戦を奨励する社風があります。私も「あと半年で、このくらいの仕事ができるまでに成長しよう!」「次はこういうインプットがおすすめだよ」といった前向きなアドバイスを周囲からたくさんもらい、「君は一人前のエンジニアに当然なれる」という空気をつくってもらったことが、大きなモチベーションになりました。日常の業務のなかでも、個人の成長を応援し、挑戦的な仕事の機会を与える風土があると感じます。

エンジニアに転向後、バックエンドからフロントエンド、インフラなどさまざまな領域を経験したことで、プロダクト開発の全体像を把握する力が身につきました。技術面だけでなく、開発している機能がユーザーにどんな影響をもたらすかといった総合的な視点をもち、各ステークホルダーともうまく連携しながら仕事に当たれるのは、PdMを経験したおかげ。すべての積み重ねが今につながっています。

事業の原点に立ち返れば、迷うことはない

今は新規プロダクト開発チームのリーダーとして、プロダクトのコンセプトの検証や機能の開発を包括的に担当しています。人や組織の課題は定量化が難しいからこそ面白いし、解決策を提示できたときに社会へもたらす影響も、自然と大きくなるように思います。難しいがゆえに成果がなかなか出ない場面もあるけれど「人や組織をよりよく変革するため」「良い会社の定義を変え、新たな幸せを生むため」という原点に立ち返れば、進む方向に迷うことはありません。明確なミッションが存在していて、ともにそのゴールに向かう仲間がいるということが、働くうえでの心の拠り所になっています。

さらに、モチベーションエンジニアリングという技術は、今ひときわ面白い局面を迎えています。働き方の多様化や人的資本経営の広がりを経て、当社のアプローチできる領域が拡大しているうえ、生成AIの発達によってテクノロジーの可能性も高まってきているのです。これまではコンサルタントが取り組んでいた作業をシステムに任せたり、取得しても活かしきれていなかった大量の非構造データを整理・分析したりできるようになれば、より価値の高いアウトプットが出せるようになっていくはず。難解だった組織と人の課題に技術進歩が追いつき、すべての組織と個人が生き生きと働ける社会の実現可能性が高まっています。そんな時代で新たな挑戦に取り組んでいく仲間を、私たちは今まさに求めています。