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コミュニケーションを変えることで世の中に誇れる組織を創る

PEOPLE コミュニケーションを起点に
世の中に誇れる
組織をつくる
田中 麻子プロフィール

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田中 麻子

田中 麻子

グループデザイン室
広報・秘書ユニット

2023年京都大学文学部卒業後、新卒で入社。グループデザイン室にて、LMグループ全社のエンゲージメント向上、コミュニケーション設計などを担う。全社の人的資本開示として、「Human Capital Report」の制作などを担当。

コミュニケーションの血流を良くすることが広報としての役割

リンクアンドモチベーションを知ったとき、理論的な方法で組織を変えられるということに衝撃を受けました。高校、大学と部活に所属する中で、進学メインと部活メインによるモチベーションの差、レギュラーメンバーと控えメンバーのモチベーションの差など、部活に対する本気度の違いによって、さまざまな問題が起きることを目の当たりにしてきました。そういった問題に直面しながらも、解決できなかったという後悔を抱えながら就活をしていたとき、リンクアンドモチベーションに出会いました。組織は誰かが悪いわけではなく、関係性の中で作られている。人は合理だけではなく感情も大切にしている。そういった考え方、思想哲学を身につければ、今度こそ組織を変えられるのではないか、そう感じ、入社を決めました。

リンクアンドモチベーションは、社内コミュニケーションを大事にしている会社です。当社には、コミュニケーションは身体の血流のようなものだとする考え方があります。健康なときは気づきませんが、身体のどこかで血管が詰まると病気になってしまいます。組織も同じで、コミュニケーションが滞ると問題が発生しやすくなります。だからこそ、常日頃からコミュニケーションが流れている状態が健全で、何より重要だと考えているのです。

私が広報として担当している仕事は、そのコミュニケーションをリンクアンドモチベーショングループ全社、1500人の社員に循環させる責任のある役割だと感じています。主な仕事は、3ヶ月に一度開催するグループ総会の企画・設計・運営や、社内・社外メディアの企画・制作・配信になります。難しさはありますが、「経営陣のメッセージを判断軸としてプロジェクトの方針を決めた」などの声を聞いたときは、「自分が工夫したことで、組織の血流をよくすることができた」と感じてうれしくなります。

コミュニケーションの血流を良くすることが、広報としての役割。
正解を探すのではなく、最適解をつくることが大切。

正解を探すのではなく、最適解をつくることが大切

入社して1年半ですが、短期間のうちでも大きな気づきや成長を感じています。特に、1年目にあった3ヶ月間の成果を部署の中で発表する機会は、最も大きな成長のきっかけでした。部署内には4人の同期がおり、発表で一番良かった人が選ばれるのですが、「自分はきちんと仕事ができているし、成果を出せている」と信じて疑っていませんでした。しかしいざ発表をしてみたら、思った評価をいただくことができず、自分の何がダメなのか、戸惑いと不安でいっぱいになってしまいました。

納得がいくまで内省し、上司にも相談した結果、その時の自分が「正解を探していた」ということに気づきました。私はもともと、決まった基準の中で正解を出すタイプの優等生でした。でもこの会社の仕事はそうではありません。リンクアンドモチベーションでは正解がないところから最適解を自分で作り出すことこそ、やらなくてはいけないことです。私が自分の優れた面だと思ってきたことは、私の弱みでもあったんです。今あるものの中で正解を探しても、それは枠から飛び出すものではありません。そこに気づいてから、自分の課題から目をそらさず、成長目標に向き合い続けました。上司のサポートも受けつつ弱い部分を伸ばしていったことで、自分の考え方そのものも変わっていき、若手でも最適解をつくり出せることを学びました。

受け取る側への価値を意識して、
広報として世の中に誇れる組織をつくりたい

この会社で働き、学ぶことで、「メッセージを届ける相手にとって良いものは何か」を自ら探していく考え方や行動に変わってきています。若手だからというところにとらわれず、今の自分だからこそ持てる視点で物事を見て、言えることややれることを探しています。会社からもチャレンジを求められていますが、小さなことでも意欲的に行い、これまで私を覆っていた優等生の殻を破っていこうとしています。

業務面では広報としてスキルアップすることがまずは第一です。社内メディアによるコミュニケーションは具体的な成果が見えづらく、試行錯誤が続きます。ただ広報として大切なのは、何かを発信したらそこで満足しないことだと考えています。どんな発信に「価値」があるのか、現場の社員の状態を把握して制作し、PDCAをどんどん回す経験を積んでいきたいと思っています。そして、「人や組織は企業経営において最大・最強の資本である」と世の中に発信しているリンクアンドモチベーションだからこそ、言行一致の組織づくりに私自身も貢献していきたいと考えています。多様な視点を持ち、スキルを磨いて社内コミュニケーションを促進させることで、世の中に誇れる組織をつくっていきたいですね。