ENTRY
可能性を拡張し続ける会社だからこそ自分の志も、広がり続ける

PEOPLE 可能性を
拡張し続ける
会社だからこそ
自分の志も
広がり続ける
林 幸弘プロフィール

0913

林 幸弘

林 幸弘

モチベーションエンジニアリング研究所
技術開発ユニット マネジャー

2004年早稲田大学政治経済学部卒業後、新卒で入社。コンサルタントやユニットマネジャー、カンパニー長を経て、2020年よりモチベーションエンジニアリング研究所の上席研究員に就任。コア技術のさらなる進化に情熱を傾ける。

社会に資する自分になるために

20年ほど前に就職活動をするとき考えたのは、もともと完成されているビジネスより、これからの時代を創る産業に飛び込みたいということ。「仕事を遊び、そこから学ぶ“働学遊”の融合」という哲学を掲げ、人の意欲や組織の可能性という見えないものに挑むリンクアンドモチベーションに興味を持ちました。「人や組織の課題」は時代を超えて、どんな国や場所でも普遍的で、自分が生きているうちには解決しきれそうもない。だからこそ人生をかけて取り組むことができる。この会社の拡張性には際限がなく、働くことで自分自身の溢れる知的好奇心を高めながら、どんどん成長していけると思えたのです。

その予感は、実際に当たっていました。プレイヤーからユニットマネジャー、グローバル領域のカンパニー長などを歴任しながら、診断と変革の技術「モチベーションエンジニアリング」の実践を続けてきましたが、これが想像以上に面白い。クライアントの経営の原点になるルーツに踏み込み、会社の経営哲学・真髄となるような価値観にふれるたび、自分を信頼してくれる方々に資する人間にならねばならないと、気持ちが引き締まりました。よい仕事を成し遂げるためには、顧客に対して同志として全力の共感的理解することが必要です。地道なインプットを重ね、顧客の課題を自分事として向き合ううちに、自身の志や器が広がっていくのを感じられた20年でした。

社会に資する自分になるために
産官学の連携で、社会を変えていく大きな仕事を

産官学の連携で、社会を変えていく大きな仕事を

2020年からはこれまでの現場経験を活かし、当社の技術をさらに前進させるため、モチベーションエンジニアリング研究所の上席研究員に就任しました。向き合ったテーマは「先端テクノロジーの活用」と「社会的証明」の2つ。まず、個人と組織を診断し、変革につなげていくモチベーションエンジニアリングでは、テクノロジーの進化が大きなカギとなってきます。新技術を取り入れ続けることは、いままで活用できていなかったデータに分析のメスを入れ、新たな診断を実現することにつながるでしょう。そうした「先端テクノロジー」と向き合うのは、研究所の大きな命題でした。

もうひとつのテーマは、そうして生まれた技術が組織を変革するさまを「社会的に証明」すること。いま社会は、人的資本に投資することが経営を変えていくのだという意識を持ちはじめています。経済産業省が発表した人材版伊藤レポートにおいても、当社と慶應義塾大学との共同研究データが採択されました。これはまさに、人と組織の変革に長年打ち込んできたリンクアンドモチベーションだからこそ成し遂げられたプロジェクト。そうした研究と現場での実践を通じてナレッジを進化させ、より効率的にクライアントの課題を解決する。さまざまな企業や公共機関と連携し、誰もが幸せに働ける社会をつくっていく。立場やアプローチは変われど、私がずっと取り組んできたのはそんな仕事です。

新たな産業を創造し、世界に届ける

リンクアンドモチベーションの大きな強みは、toBの組織開発からtoCの学習塾にキャリアスクール、人材紹介事業など、人の人生においてさまざまなタッチポイントを持っていることです。企業だけでなく全国様々な地域も含め、モチベーションエンジニアリングの技術を使って組織と個人の両方に働きかけていけるからこそ、社会を大きく変えられる可能性があるのだと感じています。企業のみならず、行政・学校・病院など、支援している組織の対象は広がっています。今後はASEANでの事業展開も決まっており、入社時に感じていた“普遍的でグローバルな課題ゆえの挑戦”も、ふくらんでいくばかり。特に、海外市場が持つニーズの大きさに立ち向かうには、これまで人の手で提供してきた診断・変革技術にITを掛け合わせることで、スピード・クオリティをさらに高めていかなければなりません。モチベーションエンジニアリングが世界標準の経営理論になる日が来る、そう思うとこれからの挑戦はまだまだ壮大です。事業テーマとモチベーションエンジニアリングという技術のポテンシャルを考えれば、これから入社する方々にもまだまだ、多くのチャレンジと成長の余地が残されています。新たな市場を大きく妄想し、具体的に想像し、自分たちの力で未来を創造していく――そして、そのスキームを世界に輸出していく仕事に、一緒に向き合っていきましょう。