特集2コンサル・クラウド事業の成長戦略
重点テーマ
人的資本経営においては、定期的な組織の診断と課題に応じた変革が不可欠です。当社では、クラウドとコンサルティングという二つの支援サービスを提供していますが、さらなる成長実現に向けて、各支援内容において重点テーマを設定しました。今後は、重点テーマを推進することによって、クラウドとコンサルティングの両面における拡大を目指します。
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クラウドによる組織診断
人的資本経営の機運が国内大手企業を中心に高まる中、クラウドの導入も進んでいますが、拡大余地は十分にあると認識しています。今後も引き続き、国内大手企業への注力を進めるとともに、さらに提供範囲を拡大するべく、国内中小企業や海外日系企業をはじめとした販路拡大を強化します。すでに2024年8月には中小企業を中心に顧客基盤を持つ株式会社FCEとの業務提携を実施したほか、アジア4カ国に新法人を設立し、2025年1月から営業を開始しました。
クラウドによる変革支援
創業当初はコンサルティングによる変革支援が中心でしたが、テクノロジーの力を活用し、変革サービスのクラウド化を進めてきました。2025年には、診断、変革すべてのサービスを「モチベーションクラウド」として統一しました。また、生産性向上の変革サービスとして、FCE社が提供している「RPA Robo-Pat DX」や「FCEプロンプトゲート」を追加しました。今後は自社開発を通じてさらにサービスを追加するとともに、M&Aや業務提携を通じた変革サービスの拡充を推進することで、圧倒的な競争優位性を確立します。
コンサルティングによる変革支援
コンサルティングについては、企業の人的資本経営を総合的に支援するべく、組織体制を変更して顧客深耕を推進してきました。今後は、生産性向上を通じたキャパシティの拡大に注力してまいります。すでに2024年からDX推進を軸とした生産性向上に取り組んでおり、コンサルティングの一部門では事業成果に直結する成果を創出しています。引き続き、生産性向上によって生まれたキャパシティで顧客深耕に注力することで、さらなるコンサルティング売上の増加を目指します。
