人と組織の
メカニズムを追究し、
日本の「人材育成機関」を
目指す。

グループデザイン本部
モチベーションエンジニアリング研究所
所長

大島 崇

「お客さまのために」
という想いで
原点回帰

 モチベーション。これを理解することは、人間の本性を明らかにしていく永久に終わりのない仕事。私たちは、社会システム論や心理学、行動経済学などの学術成果を融合させた「モチベーションエンジニアリング」という独自の技術で、真っ向からモチベーションに向き合っています。
 そして、私が所長を務めるモチベーションエンジニアリング研究所のミッションはこの「技術」を磨き上げ、進化させること。当社は創業以来、相対的に営業面のパワーで成長してきたベンチャー企業ですが、技術力を高めることでよりお客さまの成長に貢献したいという想いが形となり、2010年に当研究所が設立されたのです。
 設立当初はリーマン・ショックの余波で、企業において組織改革や人材育成、コンサルティングなどに関わる予算が削減傾向にありました。そうしたマーケットの状況下でも、「働く人のモチベーションこそが今後も企業の成長エンジンになる」という信念はゆらぎませんでした。逆境の中、もう一度原点回帰して自分たちの技術基盤を整える。こうしてお客さまのニーズに応えることで、成長軌道に乗る。この想いこそが研究所を活性化する原動力でした。

理論と実践を
融合し企業の
パフォーマンスを
向上させる

 私たちは現在、「モチベーションエンジニアリング」を進化させるため、さまざまな取り組みを行っています。当社が蓄積してきたナレッジやデータベースをもとに、調査研究を行い、リンクアンドモチベーショングループ各社の新商品を開発。さらには学校法人と共同で一般社団法人モチベーション・マネジメント協会を設立し、独自に開発した「公認モチベーション・マネジャー」というビジネス系資格の運営・普及にも取り組んでいます。2014年には、日本の人事部が主催するHRアワード「プロフェッショナル部門優秀賞」をいただきました。このように、私たちは、「モチベーション」というキーワードを軸に、企業だけではなく、個人にも影響を与える存在となっているのです。
 私たちのこだわりは、理論と実践の融合。私は、研究は理論で終わるのではなく、実践し橋渡ししていかないと意味がないものだと思っています。また、企業の組織パフォーマンスを向上させるためには、原因の追究・分析に時間をかけるのでなく、実践的な“解答”を逐次提言していかなければなりません。自社の組織経営とさまざまな企業の課題に日々向き合っている私たちだからこそ、現場に即したリアリティのある研究ができる。知的好奇心が満たされるだけではなく、顧客価値へともつながる、とても面白い仕事だと感じています。

モチベーションの
観点から
日本の
人材育成に挑む

 働き方や組織の構成が大きく変わり、労働における“個”が分散していくこれからの時代。海外からの労働力流入も激化していく中、このままでは日本の個人は生き残っていくことができないのではないかという危機感を感じています。今日の日本企業における人材育成についても、多様な課題が顕在化しています。マネジメント不全、若手が育たない、リーダーシップの在り方の変革……。これまで、「ウチの会社は独特だから」と、多くの企業が育成における課題から目をそらしてきたように思います。しかし、人が育つプロセスは、企業や時代が異なっても、大きくは変わらないはずです。だからこそ、常に実践の中で、原理・原則を取り出すことに取り組んできた私たちが、有効な提言ができると信じています。「モチベーション」という未知の分野を突き詰めることによって、日本企業が抱える多様な課題を、私たちが先導して解決していきます。

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