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2007年6月27日

新入社員には「働く意味」を与え、「夢を語れる」上司を

「新入社員モチベーション調査2007」最終報告/新入社員4,200人に調査

組織変革・経営コンサルティングの株式会社リンクアンドモチベーション(東京都中央区 代表:小笹芳央)は、今春新卒入社した新入社員4,200人にアンケート調査を行いました。4月13日に発表した中間分析の最終報告です。

1.【入社動機】 昨年以上に、仕事に「働く意味」「やりがい」を求める傾向が顕著に
「あなたが就職活動をした時に会社を選ぶ基準として重要視したものは何ですか?」という質問に対しては、「会社の事業の優位性や成長性」の重要度が最も高く、以降「会社理念への共感」、「事業の社会的意義」となっており、具体的な仕事内容よりも、企業の打ち出す姿勢に関する項目の重要度が高いことがわかります。
「会社理念への共感」、「事業の社会的意義」の重要度は、昨年に較べてもそれぞれ「0.10」、「0.08」の大きな上昇をみせ、仕事に「働く意味」「やりがい」を強く求める傾向は年々強くなっているといえます。

2.【上司・先輩への期待】 自立性を尊重しつつ「自分のことを見ていてくれる」上司や先輩を求める
「あなたが入社後に直属の上司や先輩に求めることは何ですか?」という質問に対する回答は、「意見を受け入れてくれる」、「持ち味や特徴をおさえてくれる」という項目の重要度が高く、自立性を尊重しつつ陰から支えて欲しいという欲求がうかがえます。「納得感の高い評価をしてくれる」「成果を褒めてくれる」という項目の重要度も高くなりました。「業務上の課題を把握」、「キャリアアップの方向性を示す」などの、父性的な指導よりも、自分に注目をして見守って欲しいという意識がうかがえます。周囲から制約を受けながら働くのではなく、のびのびと仕事をさせてほしいという傾向がみられます。

3.【職場への期待】 活発に議論でき、相互理解が進んでいる一体感溢れる職場を求めている
「あなたが入社後に職場に求めることは何ですか?」という質問に対する回答は、「発言が活発」「スムーズな連携」といった職場の一体感に関する項目の重要度が高くなっています。
 「効率的・計画的に仕事を進めている」という効率性を求める項目は、一体感に比較すると下位となりました。効率的に働くより、活気のある職場で働きたいという傾向が強いと推測されます。


【まとめ】
アンケート結果をまとめると、新入社員は「働く意味」「やりがい」を感じられる会社に就職し、「自分を認めてくれる職場」で働くことを求めています。

背景には、企業と個人の関係が、高度成長期の終身雇用・年功賃金制度を軸とした「相互拘束型」の関係から、企業と個人がお互いに選びあう「相互選択型」の関係へと変化していることがあります。時代の構造変化に加え、景気向上による採用難も訪れていることから、その会社で働くことの意味を提供し続けない企業は、個人から選ばれなくなる危険性があります。

リンクアンドモチベーションでは、上司・先輩は仕事内容を伝承するだけでなく、「ビジョン=夢」を語り、「働く意味」を提供し続けながら、新入社員の存在を認めることが重要と考えます。

詳細は、PDF資料でご覧下さい。

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